博物誌・植物誌・薬物誌
2010 / 03 / 25 ( Thu )
古代ギリシャやローマで書かれたとされる本の中には、
どんぐりの木が、キリシャ、ローマの神々の王であるゼウス、ユピテルの木とされていたことから、
それにちなんでなどで、ときどきどんぐりの木がでてきます。

その他にも、現在の博物学、植物学、薬学などの元となるような本も書かれていて、
その中にもどんぐりの木がでてきます。
以前にここで日本語訳された本を一度紹介しましたが、
それ以降に新装版などの本が出版されていますので改めて紹介します。
1800年以上前の人たちがどのようにとらえていたのか興味深いですよ。


プリニウス博物誌 
以前ここで紹介しました。
それ以降に、植物と植物薬剤の部分の新装版がでています。

プリニウス博物誌(植物篇)新装版プリニウス博物誌(植物薬剤篇)新装版


テオフラストス植物誌 
以前ここで紹介しました。
それ以降に、1巻~3巻までの内容ですが新しい訳本がでています。

植物誌(1)



ディオスコリデスの薬物誌 
以前ここで紹介しました。
薬物誌は残念ながら新しいものはでていないようです。
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羽の生えたどんぐり
2009 / 08 / 20 ( Thu )
西暦100年代のギリシアのルキアノスの書いた「本当の話」(日本語訳の題)
の中に「羽の生えた団栗」がでてきます。
羽の生えた団栗」が本当にあったら面白いのですが・・・

「本当の話」とそれ以前にルキアノスの書いた「イカロメニッポス」は、
世界最古のSF的作品ともいわれているそうです。

両話とも、月世界の様子がえがかれていますが、
すこしお堅い?「イカロメニッポス」に比べて、
題名からも感じられる?ように、「本当の話」は荒唐無稽さが増していて、
コルクの島、鯨のおなかの中の世界などいろいろな世界もでてきます。

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その隣には犬団栗隊が占拠していたが、
これはパエトーン王に天狼星の住民から派遣された部隊で五千人に上り、
犬の相貌をして羽の生えた団栗にのって戦う戦士たちであった。
------ちくま文庫「本当の話」から

太陽の住民(パエトーン王)と月の住民(エンデュミオン王)が争った時の
軍隊の様子を書いたところに「羽の生えた団栗」にのった一隊がでてきます。
わたしも、羽の生えた団栗に乗って飛び回ってみたいです♪

------
ただ例の椎(しい)の実から生まれた人種だけはちがって、
この人々ばかりは木製の耳をつけている。
------ちくま文庫「本当の話」から

椎(シイ)の木はヨーロッパにはないはずなので、
他の、食べられる木の実をわかりやすく椎(シイ)と訳したと思うのですが、
どうなのでしょう。
「本当の話」はなかなか面白かったです♪

「イカロメニッポス」は、岩波文庫の「神々の対話
「本当の話」は、ちくま文庫の「本当の話」の中などに収録されています。

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