Daimyo Oak
2008 / 08 / 06 ( Wed ) ヨーロッパやアメリカのどんぐり(Quercus:コナラ属)の木には、
外国のどんぐりの木には、例えばQuercus palustrisを「ピンオーク」というように、 ほとんどの木に「○○○オーク」(oak)という通称がつけられていてよく用いられています。 アジアなど他の地域のどんぐりの木にも「○○○オーク」という 通称をつけようとする動きもあったようですが、あまり好評ではなかったようで、 「○○○オーク」という名はほとんど用いられることは少ないようです。 でも、日本のどんぐりの木で「○○○オーク」の名が わりと広く用いられているのが、「Daimyo Oak」Quercus dentata(カシワ)です。 「Daimyo」は日本語の「大名」のことでしょうか? 「カシワ」が大名の家紋などに使われることがあるからつけられたのでしょうか? 少し調べてみましたが由来はわかりませんでした。 イギリスでは「カシワ」は園芸店でも販売されています。 (私が見たサイトでは葉の切れ込みの深い「ハゴロモガシワ」までも販売されていました。) アメリカでは記念樹として植えられているところがあるそうです。 もしかすると、日本のどんぐりの木で外国で一番知られているのは、 「カシワ」の木かもしれないですね。 |
ピノッキオの木は?
2008 / 08 / 04 ( Mon ) ピノッキオはカルロ・コッローディの「ピノッキオの冒険」にでてくる、
木で作られた人形です。 小さなウソ発見器を改造すると、ウソをつくとお鼻が伸びる 「ピノキオのお鼻」のおもちゃは意外と簡単に作れそうですね。 もうだれか作った人いるのかな? 日本では昔、「樫の木モック」という 「ピノッキオの冒険」をアレンジしたアニメ作品が放映されていたことから、 どんぐりの木の樫(オーク)の木で作られていると思っている人が多い?かと思いますが、 「ピノッキオの冒険」には、「ただの木切れ」とか「ただの薪」とかかれているだけで、 (私は訳本しかよんでいませんが)樹種は書かれていないようです。 なぜ、「樫の木モック」になったのでしょう?知っていたら教えてください。 ピノッキオの木について、物語の中にでてくる樹木について書かれた本に、 コッローディの生まれた地方の樹種から、 ニレやトリネコではないか?と類推しているものありました。 |
伊根の舟屋
2008 / 08 / 03 ( Sun ) 伊根は京都府北部の日本海に面する丹後半島にあります。
舟屋は海面して建てられている、1階が船揚場になっている建物です。 ドラマや映画などのロケにも使われることが多いので、よく知られていると思います。 その舟屋の土台や柱は、「椎の木」を多く用いているそうです。 (梁には松の木を多く使用しているそうです) この地にたくさん生えていた椎の木を利用したのでしょうが、 椎の木を土台や柱に使用することはあまり聞いたことがありません、 塩水が椎の木を腐りにくくなるのでしょうか? 伊根町は、昔、日本三大ブリ漁場の一つといわれたブリの産地です。 (富山県氷見市、長崎県の五島列島、京都府伊根町) 湾の入口に、椎の木でおおわれた青島があり、 天然の防波堤の役割をはたしているそうです。 江戸中期の儒学者、貝原益軒は「丹後与佐海図誌」の中で 「伊根のブリがうまいのは、青島の椎の実を食らうがため」と書いているそうです。 まるで「イベリコブリ」みたいですね♪ (実際にブリが椎の実を食べるかどうかはわかりません) 同じ、貝原益軒の著?といわれる「丹後国天橋立之図」に付属する 丹後を紹介する「丹後与佐海名勝略記」を見てみましたがその記述はなかったです。 (こちらは国立図書館のデジタルギャラリーなどのネット上でも見られます。) |
どんぐりの神饌2
2008 / 07 / 29 ( Tue ) 京都の上賀茂神社の神饌に、「椎葉餅」というものがあります。
「椎葉餅」は、小さい楕円形(椎の葉の形)の平たいお餅ちで、 上に小豆が三粒載せられているそうです。 元は、椎の葉に餅を載せていましたそうですが、 椎の葉が手に入らないので、しばらくは餅の上に椎の実を載せて作っていたそうです。 その椎の実も手に入らないようになり、 今は餅を椎の葉形に作り、上に小豆を載せるようになったそうです。 |
どんぐりの神饌1
2008 / 07 / 28 ( Mon ) 「神饌(しんせん)」とは、日本の神社などに供える供物の事です。
奈良県桜井市の多武峰にある「談山神社」(たんざんじんじゃ)で、 10月の嘉吉祭で供えられる神饌は、「百味御食」といい 木の実、果実、野菜なども綺麗な形に盛られてお供えされます。 木の実では、栗や榧の実のほか、どんぐりもお供えされるみたいですので、 実物を一度見てみたいです。 |


