20世紀のパリ
2008 / 07 / 11 ( Fri )
20世紀のパリ」は「海底二万里」「八十日間世界一周」など
(子供の頃に読んだことがある人も多いと思います)
夢があって世界で広く親しまれている科学・冒険小説を著した
フランス人、ジュール・ヴェルヌ(Jules Verne)
死後90年に未完成のまま発見された、初期(1863年)の作品です。
1863年といえば、日本ではまだ江戸時代(明治維新すこし前)ですね。

20世紀のパリで暮らす、若き詩人の「ミッシェル」の悲劇を通して
20世紀のパリの様子を想像し、文明批判も込めて描いているように思います。
悲劇ということもあり、他の作品のように未来へのワクワク感は感じないので、
当時、出版されなかったというのもなんとなくわかるような気がします。

「20世紀のパリ」では、
銀行を首になり、お金に困っているミッシェルが、
「非常食」である「カシワのどんぐりからとったデンプンを乾燥したパン」
を食べる場面があります。(どんぐりが救荒食というのは昔ながらですね)

どんぐりのパンよりさらに安いものとして、
科学の力で石炭から作ったパン「石炭パン」というものもでてきます。
そのおかげで、20世紀のパリではめったなこと飢え死にはしなくなったそうです。

未完なので、ミッシェルが最後にどうなったのかは書かれていませんが、
悲劇のままで終わったのではと思えてしまいました。
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