羽の生えたどんぐり
2009 / 08 / 20 ( Thu )
西暦100年代のギリシアのルキアノスの書いた「本当の話」(日本語訳の題)
の中に「羽の生えた団栗」がでてきます。
羽の生えた団栗」が本当にあったら面白いのですが・・・

「本当の話」とそれ以前にルキアノスの書いた「イカロメニッポス」は、
世界最古のSF的作品ともいわれているそうです。

両話とも、月世界の様子がえがかれていますが、
すこしお堅い?「イカロメニッポス」に比べて、
題名からも感じられる?ように、「本当の話」は荒唐無稽さが増していて、
コルクの島、鯨のおなかの中の世界などいろいろな世界もでてきます。

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その隣には犬団栗隊が占拠していたが、
これはパエトーン王に天狼星の住民から派遣された部隊で五千人に上り、
犬の相貌をして羽の生えた団栗にのって戦う戦士たちであった。
------ちくま文庫「本当の話」から

太陽の住民(パエトーン王)と月の住民(エンデュミオン王)が争った時の
軍隊の様子を書いたところに「羽の生えた団栗」にのった一隊がでてきます。
わたしも、羽の生えた団栗に乗って飛び回ってみたいです♪

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ただ例の椎(しい)の実から生まれた人種だけはちがって、
この人々ばかりは木製の耳をつけている。
------ちくま文庫「本当の話」から

椎(シイ)の木はヨーロッパにはないはずなので、
他の、食べられる木の実をわかりやすく椎(シイ)と訳したと思うのですが、
どうなのでしょう。
「本当の話」はなかなか面白かったです♪

「イカロメニッポス」は、岩波文庫の「神々の対話
「本当の話」は、ちくま文庫の「本当の話」の中などに収録されています。
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