「十訓抄」の中のどんぐりの木
2009 / 09 / 14 ( Mon )
十訓抄(鎌倉時代の説話集)には、カシワがでてきます。

<カシワ>
・みな人は 花の衣に なりにけり 苔の袂よ 乾きだにせよ
とよみて、柏の葉に書きて、あやしき童して、さしおかしたり
 

(良峯宗貞は仁明天皇が亡くなって、すぐ出家し行方もしられず修行して回っていた。
喪が明けて、禊のために殿上人が河原にきたところに・・・、)
・すべての人ははなやかな服装になってしまった。
この苔の袂よ(涙に濡れることなく)乾くことだけでもしてほしい。
と詠んで、柏の葉にかいてそまつな身なりの童にもたせて置かせたのだった。
というような意味です。
大和物語に書かれているものと同じエピソードについて書かれたものです。

地名の、「柞の森」(ははそのもり)もでてきます。
「柞の森」については、更科日記の記事などを参照してください。
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