「弁内侍日記」の中のどんぐりの木
2009 / 09 / 18 ( Fri )
弁内侍日記(鎌倉時代の日記)の中には、カシワがでてきます。

<カシワ>
少将内侍、「左衛門督の筝の音、なほすぐれて聞ゆる」由申して
・柏木の 葉守といへる 神も聞け その筝の音に 心ひかずは
「五節のまねの出し歌はなほまさりてこそ」とて、弁内侍、
・筝の音に 心はひかず 柏木の 葉に吹く風の 声ぞ身にしむ


少将内侍は、「左衛門督の筝の音色がやはりすばらしく聞こえましたよ」と申して、
・柏木の葉守の神様も、なぜだと詰問してくださいな。
あの左衛門督の筝の音に心をよせない人がいたら。
「いやそれより、右衛門督の五節のまねの出し歌の方が、もっとすてきだわ」
と言って、弁内侍、
・筝の音には心をひきつけられないわ。
柏木の葉に吹く風のような右衛門督の声の方が、身にしみますもの
というような意味です。

衛門の異称の柏木にかけて歌を詠んでいます。
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