探しているどんぐり2
2012 / 04 / 02 ( Mon )
探しているどんぐり1」を書いたのは、もうだいぶ前になります。
右巻きと左巻きなどのどんぐりの殻斗があることを書きました。
樫の実の、らせん状の殻斗を発見した人はいるでしょうか?

水晶を例にあげていたのは、私が鉱物好きということもありますが、
2としてこれを書こうと考えていたからです。(ずいぶんさぼっています)
水晶には、日本式双晶といわれる、おもしろい形の双子の結晶をつくることがあります。

水晶の日本式双晶の例(楽天市場で売られている品の一つです)、

水晶好き、特に日本の水晶好きのあこがれの一品です。
私も小さなものしか採集したことがありません。

水晶と同じように、どんぐりにも双子はあるのでしょうか?
一般的には、「樫の実」は「ひとつ、ひとり」の枕詞とされているように、
樫の実はひとつの殻斗にひとつの実しかならないというのが通常ですが・・・
なかには、例外もあるようです。

例えば、一昨年出版された、「ぼくのドングリ図鑑」の中には、
ひとつの殻斗に2個(双子)や3個(三つ子)のアカガシのどんぐりが描かれています。
(昔ネット上で、ひとつの殻斗に2個入りのスダジイがあるという記述を見たこともあります)
考えてみれば、同じブナ科でも、ひとつの殻斗にクリでは2、3個、ブナでは2個が通常ですので、
複数個のどんぐりがあってもよいのでは・・・?

どういう場合に、ひとつの殻斗に複数個のどんぐりができるのでしょう?
近くで受粉した雌花(どんぐり)が大きくなるにつれて接触、融合したものなど考えられますが、
(水晶でいえば、連晶ということになるでしょうか)
そういう場合だけでしょうか?
【送料無料】図説植物形態学ハンドブック

【送料無料】図説植物形態学ハンドブック
価格:29,400円(税込、送料別)

この植物の本を見てみると、
donguri120402
参考:トロール 「図説植物形態学ハンドブック(下)」 朝倉書店、2004、P449

上図は、オウシュウナラ、いわゆるヨーロッパナラのどんぐりのものです。
果皮基部の内面、短い中軸の上に成長しなかった5個の胚珠がのこっているそうです。
この胚珠のうちいくつかが成長していたらひとつの殻斗に複数個ということになるかも?
(こちらの場合は双晶と呼んでもいいのでは)
私は、2個がハート型にくっついているのを探しているのですが、見つかるでしょうか?

日本のどんぐりでも、成長しなかった胚珠がのこっているのでしょうか?
(一度見てみたことがありましたが、古いものだったせいかよくわかりませんでした。)
種によってもいろいろと違うのでしょうか?
下図を見ると、クリ属やブナ属は成長しなかった胚珠が頭の方にあるようで、
属によって違いがみられるようです。
分解していろいろな種で確認してみると面白いかもしれませんね。
属や種の中でも違いが見られるかも?


葉っぱの先の方が二つに分かれている変異を持つ木は、何度か見聞きしたことがあります。
わりとよくある変異のひとつなのでしょう。
(どんぐりの木では、シラカシの木が本かWEBで紹介されているのを見た覚えがあります)
木の実でも先の方だけ二つに分かれる変異という場合はあるのでしょうか?
虫こぶなど外的要因による奇形は知られていますが、ハート型になりそうなのはなさそうです。
まだ小さいときに、型をはめて育てたらその型どおりに変形するのかな?



<おまけ>
地井武男さんの体調不良で、「ちい散歩」が過去の再編集が主になっていますね。
ちいさんの早い復帰をお祈りしています。

「ちい散歩」の2012年2月28日放送「京王よみうりランド」駅周辺では、
すこし前にここでも紹介した、稲城市に多い梨園の一つと、
その近くの由緒ある穴澤天神社にも立ち寄っていました。

穴澤天神社の周りにはわりと面白い生き物が見られます。
昆虫では、トンボ、オサムシなどもいますし、
湧水があるので、青いサワガニ(何かの本で読んだのですがここらへんでは青色のものが多いそうです)
もたまに見られます。
6年前には、羽の一部が白化した珍しいスズメがいました。(もう代替わりしていますね。)
donguri060408

最近では、人に慣れたハクセキレイが目につくようになりました。
去年から見かけていたのですが、今年になって結構広い範囲で見かけるようになりました。
一羽だけかな?と思っていたのですが、どうも複数いるようです。

よく見かける場所は、コンビニの駐車場、交差点での信号待ちをしているところなどで、
人の周りをさりげない距離を保ちながらうろついています。
普通のハクセキレイとは、人との距離間が違い、(まだハト程近くはないですが)
動いたり、物を落としたりしてもなかなか飛んで逃げようとはしないのでわかります。
再開発で工事が多いので、建築現場の人からお昼にエサを与えられて味をしめたのでしょうか?
そのうち、手乗りセキレイが出没するようになるかも?
スポンサーサイト

テーマ:日記 - ジャンル:日記

23 : 59 : 59 | 探しているどんぐり | コメント(0) | page top↑
<<宮沢賢治とどんぐり | ホーム | 伐られなかった二度咲きコナラの木>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |