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楢柴
2007 / 03 / 23 ( Fri )
楢柴とは、辞書で調べてみると「楢の木の枝」のことだそうです。

鷹(タカ)は別名、「楢芝鳥」と呼ばれることがあるそうですが、
そのいわれはわかりませんでした。
(また、機会があったら調べてみようと思っています。)

万葉集にも楢柴という言葉が出てきます。

御狩するかりはの小野の楢柴のなれはまさらず恋こそまされ
(作者未詳)

衝(かた)にかかった釉(うわぐすり)の濃さを、
この歌の恋する人の心にかけて
名付けられたとされているといわれるものに、
「楢柴肩衝(ならしばかたつき)」という有名な茶入れがあります。
(肩衝とは、肩の部分が角ばっている茶入れです)
「楢柴(ならしば)」は「初花(はつはな)」、「新田(にった)」
と共に天下の三肩衝と呼ばれています。

残念ながら、「楢柴肩衝」は失われてしまったようですが、

天下の三肩衝のうち「初花」は徳川記念財団が所蔵しているようで、
東京江戸博物館で平成15年に開かれた「徳川将軍家展」で
展示されていたそうです。
東京江戸博物館のHPで写真を見ることができます。
(企画展示室→過去の特別展の「徳川将軍家展」をクリック)
初花の写しも作られて販売されています。
初花肩衝写

「新田」は財団法人 水府明徳会「彰考館徳川博物館」が所蔵しているようで、
九州国立博物館で平成17年に開かれた、
開館記念特別展『美の国 日本』で展示されていたそうです。

天下の三肩衝は小説や、ゲームの「信長の野望」などにも
アイテムとしてでてくるので知っている人も意外と多いのではないでしょうか。

織田信長は「楢柴」が欲しくて
当時、「楢柴」を所持していた博多の豪商の島井宗室を招いて、
本能寺で茶会を開いたという説もあるそうです。
「楢柴」がなければ、織田信長が本能寺の変で明智光秀に暗殺されず、
歴史が変わっていたかも知れないですね。
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22 : 19 : 30 | どんぐり雑記 | コメント(2) | page top↑
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コメント
--こんばんは 桜がそろそろ咲きだしましたね。--

メモを調べてみたら以前、
兵庫県立歴史博物館の徳川美術館名品展「姫君の華麗なる日々」で、
豪華調度品や衣装、武具などを見にいってました。
その時にも展示されていたのかしら・・?
次があったら、真剣に見てみます。

徳川家の美術展はいつも豪華絢爛なものばかり。(当たり前だけど!)
by: じ~* * 2007/03/24 19:28 * URL [ 編集] | page top↑
--じ~*さんへ--

じ~*さん、こんばんは。

こちらでも、桜のつぼみがだいぶふくらんで開きかけています。

初花や新田肩衝は展示されることがあったら見てみたいです。
(たぶん私ではよさはわからないと思いますが)
by: どんぐりやさん * 2007/03/24 21:59 * URL [ 編集] | page top↑
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