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ヤンバルテナガコガネ
2007 / 04 / 19 ( Thu )
ヤンバルテナガコガネは日本最大の甲虫のひとつで、
どんぐりの木のスダジイ(オキナワジイ、地元ではイタジイと呼ばれます)や、
オキナワウラジロガシの老木の樹洞に腐植土が堆積したものを幼虫の住みかと餌にします。
(ノグチゲラやケナガネズミなどの巣穴の後などを利用することもあるそうです)
国指定天然記念物に指定されており、研究目的などを除いて捕獲は禁止です。
先日、オープンした国立科学博物館の日本館でも、
新たに展示用の標本は入手できなくて、バーチャル映像を作成、展示しているそうです。

最近は、林道建設などの開発による、生活環境の破壊や、
密漁による捕獲と、樹洞の破壊により生息数がかなり減っているそうです。
昆虫類は一般的には繁殖力が強く、生息や繁殖の環境が保存されていれば、
普通の採集では数が減ることはあまりありませんが。
ヤンバルテナガコガネは産む卵の数も少なくて、繁殖力が弱く、
生息や繁殖の環境もかなり限定されているのでなかなか保護は難しいようです。
灯火にとんできた生体などを保護して、繁殖もこころみられているそうです。

同じ、沖縄本島の北部のヤンバルの森に棲む、ヤンバルクイナ保護のため
マングースの侵入(北上)を防ぐ柵が作られているそうですが、
それがヤンバルテナガコガネの保護にも少しでも役立つといいです。
雑食のマングースにとっては、動きの遅いヤンバルテナガコガネは、
とてもおいしい餌になりそうですから。

でも、実際はヤンバルクイナやヤンバルテナガコガネなどのように、
とても目立ち、研究している研究者もいる生物はいいほうで、
ひと知れず絶滅していく生物のほうがはるかに多いそうです。
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