枕草子の中のどんぐりの木3
2007 / 07 / 02 ( Mon )
昨日の日記の続きです。

「花の木ならぬは」の柏(カシワ)の部分
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柏木いとをかし。葉守の神のますらむも、いとおかし。
兵衛の督、佐、尉などをいふらむも、をかし。

訳:柏木(かしわぎ)はたいへんおもしろい。
葉を守る神さまがいらっしゃるようであるのも、たいへんおもしろい。
兵衛(ひょうえ)の督(かみ)、佐(すけ)、尉(じょう)などを
柏木というようであるのも、おもしろい。
(枕草子一・完訳日本の古典12 小学館 S59)
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感想:カシワの木の葉は冬に枯れても春まで落葉しないことから
葉を守る神さまがいらっしゃるといわれていたそうです。
本の注)には
「柏木に葉守の神のましけるを知らでぞ折りしたたりなさるな」(大和物語)
という参考文も載せられていました。
木の葉を守る神がいるといわれ、官位で呼ばれるぐらいですから
カシワの木は尊い木とされていたんですね。
なにかの本でで、かなり昔には寺社などに植えられるだけで、一般の家には
恐れ多くて植えられなかったと書いてあるのを読んだことがあります。
そういうことも時代とともになくなって一般の家にも植えられるようになり、
すこし前までは、厄除けのためでしょうか、
たまに一般の家の鬼門や裏鬼門に植えられることがあったそうです。
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