FC2ブログ
ドングリ肥育豚
2007 / 11 / 29 ( Thu )
すこし前のニュース記事に、
県立広島大でドングリで肥育する新たな豚を育てているというのがありました。
「来年3月まで5頭の豚を放牧し、最後の1カ月間は肥料にドングリを混ぜる。
悪玉コレステロール低下効果のあるオレイン酸の含有率が高まり、
放牧により歯応えのある肉になるという。」そうです。
詳しくはわかりませんが、鳥取の「トトリコ豚」より放牧しているところが、
イベリコ豚に近いのかな?どんぐりもそのまま与えるのでしょうか?

ヨーロッパでは、人間が他のもので充分に食糧をまかなえるようになってからは、
どんぐりは、主に秋にブタの飼料として広く用いられていました。

どんぐりをブタに食べさせる権利についての決まりごと、
法律もつくられていたそうです。
今の、フランス語の辞書にも、(参考:フランス語でどんぐりは、glandです)
glandage:1.どんぐりの落ちている場所、2.(古)どんぐり拾いの権利
その名残りと思われる言葉がのっています。

以前の日記でも紹介した、古代ローマ時代に書かれたのプリニウスの博物誌にも、
(正しいかどうかはわかりませんが)
どんぐりの種類により、豚が太るものと、痩せてしまうものがあると、
与えるどんぐりの種類による、豚の肉質の違いもすこし書かれています。

痩せてしまうものがもしあるとすれば、タンニンによるものでしょうか?
日本のどんぐりは、ヨーロッパのどんぐりよりタンニンが多い種類のものが
多いので、そのままブタに与えても大丈夫なのでしょうか?
飼料に混ぜてすこしづつ慣れさせてから与えてやれば大丈夫なのかな?

個人的には脂っこいのが苦手なので、
東北あたりで、数年に一度のブナの実り年だけに数頭だけ限定で生産する、
「ブナの実を食べた豚」というのがもし生産されたら食べてみたいです。

なぜかというと、以前の日記で紹介した本に書かれていた
「どんぐりを食べたクマの脂は固体になるが、ブナの実を食べたクマの脂は
液体のまま(だいぶ省略しています)」ということから、
ブナの実を食べると脂が軽くなりそうかな?と。
(プリニウスの博物誌にも、「ブナの実を飼料にするとブタが元気になり、
その肉は調理しやすいし、軽くて消化も良い。」と書かれています。)

追記
「ブナ豚(ぶなぶた)」というブランド豚が茨城県にあるみたいです。
でも、残念ながらブナの実を食べさせたものではなく、
ブナの木の下を流れる湧水を飲ませて育てたブタだそうです。
スポンサーサイト



テーマ:日記 - ジャンル:日記

23 : 59 : 59 | どんぐり雑記 | コメント(0) | page top↑
<<どんぐりの味噌 | ホーム | どんぐりの木のそばには宝が埋まっている?>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |