海のどんぐりの木
2008 / 03 / 29 ( Sat )
数日前の日記で紹介した、ギリシア時代の
テオフラストスの植物誌」のなかで、
どんぐりの木に該当する「ドリュス」の他に、
海の「ドリュス」と書かれている植物があったので気になりました。

「テオフラストスの植物誌」の訳本には、本文の訳の他、後のほうに、
該当すると思われる植物の現在の学名が載せられています。
そこには、海の「ドリュス」として、2種類の海草の学名が書かれていました。
 Cystoseira ericoides(ヒバマタ目ヤバネモク科ウガノモク属の海草)
 Sargassum unlgare(ヒバマタ目ホンダワラ科ホンダワラ属の海草)
図書館で借りた海藻の図鑑には、その写真がなかったので、
ネットで調べると、Cystoseira ericoidesのほうだけ写真がありました
でもあまりどんぐりの木には似ていないような気が…
生きている実物は似ているのかもしれません。

ヒバマタ目のヤバネモク科、ホンダワラ科などの海草には、
どちらも、どんぐりや木の実の形のような球形~楕円形の気胞をつけるようです。
「テオフラストスの植物誌」には、海の「エラテ」という海草もありました。
「エラテ」とは、モミ(abies:アイビス)のことです。

現在の海藻の図鑑を見てみると、イソスギナ、イソマツ、ベニヒバなど
陸上の植物の名前を和名の一部としてつけられている海草も多いです。
今の日本人も昔のギリシャの人も名前のつけかたは同じですね。

葉の形がどんぐりの木のカシワの葉の形に似ているので
和名をつけられた海草もあります。
(例)カシワバコノハノリ(Phycodrys fimbriata)
北海道や樺太のなどの海で見られるイギス目コノハノリ科海草。
葉の形がカシワの葉に似ていることから和名がつけられたそうです。
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