どんぐりの木の雌雄
2008 / 04 / 03 ( Thu )
どんぐりの木は、雌雄同株ですので学術的には雌、雄という区別はないのですが、
紀州備長炭の技と心」という紀州備長炭の本によると、

炭焼きの目から見ると、
ウバメガシには、大体七種類ぐらいあるように思うと書かれていて、
特徴により「」「」と呼ぶこともあるそうです。

のウバメガシと呼ぶもの
 赤味がかった肌で、まっすぐ、葉っぱはちょっと大きめで、
 ずっとどんぐりがならない木。
 どんぐりはならないけど、一番いい備長炭になるそうです。

のウバメガシと呼ぶもの
 ごつごつした肌の荒いやつ

どんぐりがならないほうを「」と呼ぶのは面白いですね。
使わないどんぐりより、炭の原料になる大事な木の部分の樹皮の特徴、
できあがる炭の出来などに重点を置いた呼称なのかもしれませんね。
実際にたくさんの木に接して、使っている人には、
同じ種類の木でもその中に、いろいろな個性が見えてくるのかもしれません。

私も、家の近くの道沿いに街路樹として植えられているウバメガシを、
改めてよく見てみました、見た目だけでもいろいろと個性が見つかりました。

葉だけでも、
donguri080403_1
一般的だったもの(いちばん多かったタイプです、長く伸びているのは芽です。)
donguri080403_2
葉の小さいものです。比較用に普通の大きさの葉を中央に置いています。
(この木は、剪定されても毎年いくつかのどんぐりをつけています。)
donguri080403_3
葉の細長いものです。

樹皮を見てみると、(木は直径10センチ以内の細いものです)
donguri080403_4
樹皮が割れているもの
donguri080403_5
樹皮が割れていないもの(割れているものの2倍程太いです)

道に並んで植えられている街路樹でもいろいろな個性が見られて面白いです。


少し前に読んだ、古代ギリシャに書かれた「テオフラストス植物誌」では、
すべての植物に「雄性」「雌性」のものがあるとしています。
「雌と雄」どちらも実をつける樹木の場合は、
「雌性」のほうが立派な実をたくさんつけるそうです。
「雌」と「雄」を逆に呼ぶ人もいるそうです。

古代ローマ帝国時代の「プリニウスの博物誌(全3巻)」では一般に、
・雌木の実は甘く柔らかい。
・雄木の実はかっちりしてる。
とかかれていました。
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