木を使った芸術1
2008 / 04 / 29 ( Tue )
現代のアーティストの中には樹を使って作品を作る人もいます。
イギリス人のデイヴィット・ナッシュ (David Nash) 1945- 
はその代表的な人です。

現在開催されている、
栃木県立美術館の企画展「十二の旅: 感性と経験のイギリス美術」
にも「歩く梯子」という作品が展示されています。
梯子(はしご)はナッシュのよく作るモチーフのひとつだそうです。

ナッシュは、1982,1984年、1990年代にも何度か日本を訪れて、
作品の製作や、前述の栃木県立美術館など数箇所の美術館で展示会を開いています。
1982年の日本での作品作りの様子は、「イギリス美術の風景」などに書かれています。

奥日光・光徳では、巨大なミズナラの風倒木を利用した作品を製作したそうで、
いくつかの作品はそのまま森の中に残されており、
すでに消滅したり、変貌をとげているものもあるそうです。
その後の来日で、滋賀や宮城、北海道などでも作品を製作しています。

ナッシュはまた、生きたままの樹木を作品としたもの「プランティング・ピース」
の作品もいくつか製作しており、
「アッシュ・ドーム」というサークル状に植えられた22本のトリネコの木が
ドーム形をなすもの、
オーク・ボール」というサークル状に植えられた12本のオークの木
椀状をなすものなどがあります。

自然への過剰な介入ということでの、批判も少しあるようです。
曲げや剪定により形を整えていく、園芸に少し近い感じですね。
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