皇居のクヌギの木
2008 / 06 / 22 ( Sun )
最近は、蚕を育てている子供はいるのでしょうか?
桑の木も少なくなったのであまり多くはないのかな?
私の小さなときは、家の近くに桑畑があって
桑の葉をもらって蚕を育てた覚えがあります。
小さいころから虫に触れて虫嫌いが減るといいなぁ。
人間の肉眼で見ることのできる動物の種類、そのほとんどは虫なのですから。

明治時代から代々の皇后様が伝統的養蚕技術の継承などを目的に、
皇居内にある紅葉山御養蚕所で養蚕を行っていることは、
ニュースなどに取り上げられることもあり知っている人もいると思います。
(今月5日の定例の「初繭掻」(蚕の繭の初収穫)も記事になっていました。)
日本での古くから蚕種の「小石丸」が中心に育てられていて、
宮中行事で使う反物や宝物の材料に利用されるほか、
正倉院の宝物の復元にも使われたことがあります。
皇后さまの御親蚕
小石丸」の繭は、なかほどがすこしすぼんだ瓢箪のようなとてもかわいらしい形です。

小石丸」やその他の桑の葉を食べる蚕のほかにも、
日本在来の天蚕(ヤママユガ)や、柞蚕などの野蚕も紅葉山御養蚕所で飼育されています。

天蚕の飼育では、定例の「山つけ」という卵を食草のクヌギの木につけることが
皇室に関する記事で取り上げられることが多いです。
天蚕の複数の卵がついた和紙を、ホチキスを使ってクヌギの木につけていきます。)
山つけ」の記事の写真を見ましたが、
鳥避けのネットに囲まれた中に、数列に間隔をあけて作業のしやすいように
腰ぐらいの高さに切りそろえたクヌギの木がたくさん植えられていました。

皇后さまの御親蚕」の中に皇后様の歌が載っていました。
「葉かげなる天蚕はふかく眠りゐて櫟のこずゑ風渡りゆく」
(平成4年歌会始御題「風」)
スポンサーサイト

テーマ:日記 - ジャンル:日記

23 : 59 : 59 | どんぐり雑記 | コメント(0) | page top↑
<<将軍様も食べた?椎の実 | ホーム | 魏志倭人伝の中のどんぐりの木>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |